現在の仕事についた経緯

高校時代から、経営者という人種に憧れを持ちました。当時の僕にはかっこよく、自由で、やりたいことをやりたいだけやっている人たちに見えていました。
考えるきっかけになったのは受験期で、志望する大学や学部を決めるにあたって、人生の目標がないと逆算して何をやるか決めることができなかったので、毎日放課後に本屋へ通って人生を模索していました。
そして、学生時代の間に1度は絶対に起業してみたかったので、起業しました。
文理混合のような社会工学類で学んでいたので、たまたま情報系の勉強をすることになり、たまたま開発の仕事に携わるようになった私は、結果システム開発を行うようになりました。

仕事へのこだわり

弊社のビジョンは「リアルとデジタルの融合で最高の体験価値を実現する」ことです。
システム開発を行う場合、開発者はオンライン上、デジタル上に閉じたものを作っている感覚になることが多いですが、弊社では現場主義でリアルな世界でデジタルがどれだけ使われるのか、使いやすいのか、にこだわって開発をおこなっています。
どこまで自動化やDXが叫ばれても、最終的に使うのは人であり、人同士のコミュニケーションや人のタスクを自動化することは、人の発揮できる価値を最大化するために他なりません。
そのためシステムは、人にしか出せない価値を発揮することにより多くの時間を使えるようにし、人の価値を最大化するためにはリアルにこだわって作る必要があります。

上記を実現するために、「クライアント様への寄り添い」と「一緒に作り上げていくこと」に我々の本質的な価値があると思っております。
しんどくても食らいついて、諦めないで粘り続けるその姿勢と、スピード感を持ってモノづくりを行うことが評価されていると思います。その結果「プロジェクトを成功に導ける開発チーム」になると考えています。

若者へのメッセージ

私も若者の1人ですが、20代の私たち世代から私たちの子供の世代や孫の世代に対して何を残せるのか、100年後の日本をどうしていきたいのか、真剣に考える必要があると考えています。
戦後の高度経済成長期に比べて、今日本のプレゼンスは世界において下落していると考えています。GDPランキングは下がり、一人当たりの名目GDPも下がり、世界のどこに行っても、韓国人や中国人に比べて日本人は少なく、円の価値は安くなっているからです。
現に私の周りでも、東京は特に家賃が高く、経済的に余裕があるとはいえない友人が数多くいます。
私たちの次の世代が巣立つ頃には、このような環境を少しでも良くしたいです。そのために、若者である今から課題意識を持って人生を歩むことで、私たちに影響力がつくときには1人1人の想いが繋がり、少し日本が良い方向に向かうのではないでしょうか。