現在の仕事についた経緯
元々は児童福祉分野への就職を希望していましたが、大学に保育士資格を取得できる学科がありませんでした。当時、求人の出ていた児童福祉施設は保育士資格が必須だったため、短期雇用で就職して働きながら保育士資格の取得を目指していました。
入社した先がたまたま障がい者の福祉施設で、最初は不安も多かったのですが、良い上司や先輩方に恵まれて仕事を続けていくうちに障害福祉分野で仕事をする楽しさを知り、現在も障害福祉分野に従事しています。
仕事へのこだわり
何か問題が起こった時にその問題をどうしようかと考えるだけでなく、背景にあるものや原因にもアプローチすることで問題解決の糸口を探すようにしています。
また、そのために様々な角度から検証し、時にはくだらないと思えることでも一旦提案してみるということを心掛けています。
引き出しは多ければ多い方が良いと思っているので、なるべく「他者が考えないだろうな」と思うようなことを発言し、他者への良い刺激になればと思っています。
若者へのメッセージ
他者の話(アドバイス)は50%くらいで聞いてください。それは本当に50%しか話を聞かなくてよいという意味ではなく、他人の話(アドバイス)を自分の中に吸収するのが50%くらい、という意味です。
100%絶対に正しい人間はいません。誰でも正しい部分と間違っている部分があります。アドバイスをしている本人はもちろん100%正しいと思って話をしている訳ですが、それはあくまでその人の感覚であって、他人からすれば間違っているかもしれません。なので、話を聞く中で自分が正しいと思う部分・共感できる部分を残していくことが大切で、そうでない部分に関しては「そういう考えもあるんだな」と参考程度にするという感覚を身につけておけば、他者から言われたことでもそうそう凹んだり傷付いたりしなくなるかなと思います。
世の中には真面目な方が多いので、他者に言われたことやSNSで書かれたことで傷付き、命を落としてしまう方がいるのは非常に悲しいです。そういうことも含めて、他者の話は50%聞き、自分が共感できる内容はしっかり吸収して成長していってもらえたら良いかなと思います。
この先、辛いこと・苦しいこともあるかと思いますが、嬉しいこと・楽しいこともたくさんあります。手を抜くのは違いますが、頑張りすぎて疲れてしまっては元も子もないので、無理せず程々に頑張ってください。