現在の仕事についた経緯

5歳頃に交通事故に遭い、裁判手続きに触れる機会がありました。小学校の頃から法曹に対する漠然としたあこがれがあり、中学3年の公民で司法試験が世界で最も難しい試験と聞いて、受けてみたいという気持ちを持ちました。
高校に進学して進路を考える中で、警察に逮捕された知人の力になりたいと思い、弁護士を目指しました。

仕事へのこだわり

「依頼者の最後の味方であれ。」弁護士は、依頼者の味方であることは当然のことではあります。司法修習における実務修習で、私の弁護修習を担当した弁護士に、「被疑者・被告人の最後の味方であれ。」と言われました。
「最後の味方」というのは、例え親兄弟や家族が見捨てても弁護士だけは味方であるという意味です。この言葉は、私の弁護士としての職務の指針となっています。
そして当然のことながら、刑事事件だけでなく民事事件においても、弁護士は「最後の味方」でいなければなりません。「最後の味方」として依頼者に寄り添い、依頼者の利益を最大化していくよう精進しています。

若者へのメッセージ

志をもって努力することは大切です。努力すれば志が叶うという甘いものではありません。努力しなければ叶うべき志も叶わないのです。叶うべき志が叶わないのであれば、それは努力をしていないのと同じです。そして闇雲に努力を続ければよいというものでもありません。
そのときの志と異なる志を持ったとしても、それを非難できる者はいないのです。