現在の仕事についた経緯
格闘技でプロを目指していましたが、20歳の時に怪我をして引退し、足場屋になりました。
仕事へのこだわり
仕事ができる、できないは二の次。覚えるのが早い、遅いも人それぞれ。それもその人の個性です。まずは、“人として当たり前のことを当たり前にできる”ということを大切にしています。礼儀や挨拶はもちろんのこと、元請け様やお客様に感謝されるような行動をしています。
これができていれば自ずと仕事もできるようになっていくと思います。挑戦する気持ちを忘れず、覚悟や信念をもって誠心誠意、仕事に取り組むことが大事です。
「SDGs」についての取り組み・考えなど
SDGsは17の目標があり、人権、経済・社会、地球環境など、さまざまな分野にまたがって課題が分類されていると思います。過去4年間、記録上最も温暖になると同時に海面上昇や海洋酸性化、土地の劣化が深刻化しています。また、貧困問題が最大の課題となっていると考えています。
まずはその現実を知り、自分にできることからやってみましょう。貧困問題に直面している方々のために何ができるだろうと考えてみましょう。少なからず出来ることはあると思いますし、それを考える人たちが増えれば増えるほど問題が0に近くなっていくと思っています。
そして何より、一人一人が自分の行動や発言を振り返り、人に対して思いやりをもって接することが大事だと思います。
若者へのメッセージ
今、足場屋は人手不足が最大の問題になっています。夏は暑い、冬は寒い。キツい仕事だと思います。しかし、その分やりがいや終わったときの達成感を味わうことができます。そしてそれが自信に変わり、人として成長できます。
不安を消すのは挑戦です。何事にも挑戦し、失敗したらそれもまた経験。成功への練習みたいなものなのです。何回でも挑戦してください。未経験で仕事に就くことは不安もあると思いますが、それも挑戦です。
今の若い人たちに足場屋に挑戦してもらうことで足場屋業界が盛り上がるよう、これからも足場屋の魅力を発信し続けます。