現在の仕事についた経緯
45歳にして化学系の会社を退職しました。その後、私の人生を大きく左右することになる運命の出会いがありました。
私より10歳以上年上のその人は、ブラジルサンパウロに移住され、ビジネスに大成功した方です。その大先輩から「篠永さん、地球上で最後の薬草の宝庫はどこかご存知ですか。」と質問されました。大層な知識人で、それが“アマゾン”であることを教えていただき、健康のことや薬草のことなど多くのことを学びました。私はその人の影響を受け、ブラジル産プロポリスやアガリスク、ケプラペドラなどを調達し販売。健康食品製造・販売の道へと足を踏み入れました。
その後、どん底を乗り越え、紆余曲折を経て今の私があります。販路のない私が新たな道で再チャレンジできたのも、多くの方々から販路に関するヒントを頂けたおかげ。そして、私を支えてくれた周囲の方々のおかげなのです。
ラストステージで私は、命を助けられた恩を社会に返さなければなりません。
仕事へのこだわり
創業以来、「お客様は家族」「自分の家族に食べさせたい」という思いで、安心・安全を徹底し、私が考えられる最高の物をつくっています。体に悪い防腐剤や着色料、香料、甘味料などは使用せず、無農薬の植物を厳選しています。そして、体感性に優れ、皆様にずっと愛用して頂けるようお求めやすい価格にもこだわりました。
テレビや新聞・雑誌などの広告宣伝費はあまりかけないで、その分、最高品質の原料をたっぷりと使ったオンリーワン商品です。
(1)人間が本来もっている治癒力・蘇生力を最大限に生かす薬草を厳選
人体のことは、まだ50%近くは未解明と言われる中、現代の医薬は万能というおごりが強すぎるように思います。私たちは素晴らしい薬草を厳選し、できるだけ丸ごと健康食品として使用するよう心掛けております。
(2)健康長寿のお手伝い
2025年問題とも言われ、団塊の世代が全員75歳以上となり、医療費は年間40兆円をはるかに越えてきます。おそらく数年後には、国家予算はパンクし、機能不全に陥る可能性が強くなってきております。政治・行政が停滞し、後手後手になるのは間違いありません。ならばその前に、私にできることは何か…を考えました。健康に携わる私は、今こそ力を発揮すべき時。「一人でも多くの人が健康長寿を全うできるよう、お手伝いをしていくこと」が責務であり、社会的使命であると考えます。
個人および民間企業で気が付いた方は、微力でも目の前のできることから行動を起こすことが肝要かと思います。現在当社では、健康長寿のお役に立てるような、小冊子の作成を企画しております。お金がかからず、できるだけ永く健康長寿であるための生活習慣の見直し&改善を国民に訴えていきたいのです。
若者へのメッセージ
現在の日本は、財政破綻が目の前に迫ってきております。一方、世界を見渡すと各所で紛争と戦争が行われております。日本は、いつ巻き込まれてもおかしくありません。夢や希望をもっても、心理的には背中からナイフが突きつけられ、何となく心穏やかではありません。若者は、こういう時代背景のなかでどう生きればいいのでしょう。
私の拙い経験から言えば、「こういう時代こそ、森を見ながら林に集中する」ことが大事ではないでしょうか。今迄の常識にとらわれる必要もないでしょう。自分の人生ですから、職業二刀流を目指してチャレンジするのも面白く楽しいのかもしれません。要は、周りを気にして自分のやりたいことを曲げてしまうことだけはやめましょう。後悔だけはしたくありませんものね。
最後に、職業の選択については、まず自分が一番関心のあるものは何かを考え、奥が深く、拡がりがあり(発展性があり)、しかも社会の未来性があるものに絞ったら如何でしょう。「自分が金持ちになりたい」「自由な時間を沢山もちたい」「社会に役立ちたい」「高齢者に絞ってお役立ちをしたい」などなど、何でも自由に考え発展させていけるものならば、素晴らしいことではないでしょうか。臆することなく、ひらめけば行動にうつしましょう。