現在の仕事についた経緯

自身の体験した4年半で9回におよぶ転職経験から、たくさんの方からプライベートで転職相談、キャリア相談を受けるようになったことがきっかけです。
年間100人ほどの方から「転職したい」、「リストラにあった」、「今後のビジョンが見えない」といった相談を受け、時間のゆるすかぎりそれらの相談に乗っていました。そのことがきっかけで、ご縁のあった人材会社様からオファーをいただき、タッグを組み仕事をすることになりました。
今では直接の面談以外にも、キャリアに関する講演会も開催し、毎回数十人の方にお越しいただいています。

仕事へのこだわり

私の新人時代の仕事は、「とにかく全力で物事に取り組む」ということと、「成果を出している人から謙虚に学ぶ」ということを大事にしてきました。まず、「とにかく全力で物事に取り組む」ということに関しては、中村文昭さんの「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ」という本にあった「頼まれごとは試されごと」という言葉を胸に、とにかく全力で仕事に取り組んでいました。
新人の頃は、力も経験もないものです。私はそれに加え資格もセンスもなかった。だからこそ、この言葉の通り。とにかく全力で取り組むことを大事にしていました。
また、「成果を出している人から謙虚に学ぶ」というのは、それまでの人生経験からの教訓でした。誰かに何かを学ぶというのが嫌いだった私は、スポーツでも勉強でも教わった通りにやるのが嫌いな人間でした。そのせいで望んだ成果を得ることの少ない人生を送っていたのです。
そして社会人になったとき、思いました。「ビジネスの分野では人生がかかっているからこそ、学ぶと決めた人からのアドバイスを謙虚に聞こう。」この決断は正しかったと思っています。今でも新たなジャンルのチャレンジをする際はこの姿勢を大事にしています。
今の私の仕事に対するこだわりは、常に理想の結果をイメージしてからスタートするということです。漠然と誰かに依頼された仕事をただの作業としてこなしても面白くない。自分がやるからにはこういった結果を作ろう、このクオリティの仕事にしよう、こういった意味づけをして仕事をしよう、そう考えながら仕事をすることを大事にしています。

若者へのメッセージ

自分が平凡だと思ったり、自分なんてこんなもんだと思うことは誰にでもあることだと思います。ただ、人は「人との出会い」また「本との出会い」で大きく人生を変えることができます。悩みがあったり、今の状況に不安を感じているとき、それは新たな視点や情報を自分に取り入れるタイミングがきたということです。
自分の知りうる知識で解決できることであれば、既に解決しているはず。今何かしらに悩んでいるのであれば、新たに情報を収集すればいいのです。そのためにおすすめなのが人に会うことと、本を読むことです。ぜひ自分にとっての理想の人と出会いに行ってください。ぜひ自分の人生の指針となるような本を探してみてください。
自分で気が付くことのできなかった可能性に気が付くことができると思います。そして、この記事がきっかけで自分の可能性を見出すことができた方がいたとしたら、是非ご連絡ください。一緒にお互いの可能性の話を肴にお酒でも飲みましょう。