独立して起業したきっかけ
私は長年に渡り企業のファシリティ部門に所属し、様々なオフィスを構築してきました。「オフィスは作って終わりではない、運用があってこそ成り立つもの」と考え、インハウスの立場で企業のオフィスの運用もメインで担当してきました。また、新型コロナウイルスの流行によりワーカーの働き方は大きく変化し、それに伴いオフィスの在り方も変化してきました。足元では人的資本の考え方が主流となり、「働く」を取り巻く環境はますます多様化しています。今後もワーカーの働く環境は日々変化することが予想されており、自分自身の持っているノウハウを最大限活かしてみたいと考え今の会社を設立しました。
「働く上でのWell-being」という分野は、今はまだメジャーではないですが、今後重要視される領域だと考えています。その領域でパイオニアの存在となり活躍したいと考えています。
仕事へのこだわり
枠にとらわれず自分自身の可能性を信じて努力することを心がけています。「働く上でのWell-being」という考え方を事業として展開していることもあり、自分自身もWell-beingに働きたいという想いがありました。人生は1回きりで、その大半を仕事の時間に使うことを考えると、自分自身がやってみたい仕事を手がけ、その仕事を自分の手で成長させることが私における働く上でのWell-beingのゴールだと考えました。地道に努力して様々なノウハウを吸収しながら道を切り開くことが自分自身の大きな成長につながると考えています。
加えて、私は既成概念にとらわれず、本質を求めることを大切にしています。今展開しているビジネスが世の中に広がることで、これまでの働き方の常識が変わると考えており、ひとりひとりのWell-being状態が組織や会社だけにとどまらず、社会にも大きな影響を与えると考えています。
今後の目標
まだ日本では認知度が低いWell-beingという考えをとにかく広げていきたいと考えています。良い状態で働くことで仕事の生産性が上がり、組織や会社にも好影響を与える。仕事が良い状態で進むとプライベートの充実につながり、自らの人生にも好影響を与える。このようなサイクルを作ることで最終的には日本がもっとクリエイティブな国に成長すればいいなと思っています。長期的なビジョンなので道のりは長いと思いますが、最終目標を見失わないように努力を続けていきたいです。
若者へのメッセージ
働き方の多様化が進む中、人生の選択肢は広がっていると感じています。可能性は無限大だと思うので、自分自身が選んだ道を自信を持って歩んでほしいと思います。終着点に行き着くまではたくさん回り道もすると思いますが、それは回り道ではなく自分には必要不可欠な経験や試練だとポジティブに捉えてほしいと思います。
加えて、「人」との関係性を大切にしてください。これまで関わってきた人、これから関わる人、人生には多くの「人」が関係すると思いますが、あらゆるシーンで「人」が手助けをしてくれます。私自身も現在のコミュニティを大切にしつつ、これまでお世話になった方々にしっかりと向き合いながら、これから関わる数多くの方々とも良好な関係性が築けるような人に成長していきたいと考えています。