現在の仕事についた経緯

私は高校を卒業した当初から「自分の足で歩いて生きていきたい」そんな気持ちを持っていました。高校が商業高校であったこともあり、高校生の頃から会計に触れ、大学時代に本格的に公認会計士を目指すようになりました。
公認会計士合格後は監査法人に就職し、大規模なクライアント相手ではなく、ミドル規模、IPOを目指している会社などこれから成長し、日本を盛り上げていくであろう会社の法定監査・IPO監査を担当しました。
その過程で監査法人という会計監査人の立場ではなく、「クライアントと同じ立場、同じ目線に立って企業を支援していきたい」そんな気持ちが高まり、一念発起して独立開業、そして会社設立をしました。

仕事へのこだわり

これはどんな仕事でも言えることかもしれませんが、私が仕事でこだわっているところは「人柄」と「コミュニケーション」です。
一言で人柄・コミュニケーションと伝えると誤解を生むかもしれませんが、会社がコンサルティングをお願いすることや士業に相談をするタイミングのほとんどが課題を抱えている又は専門性が高すぎて対応しきれないことが多いです。それは事例や法令を調べながらの大変な仕事になります。
そういった会社が困難に直面しているとき、ないしは窮地に追い込まれているときには、如何に寄り添い、専門性を活かしながら一緒に課題解決に取り組めるかが大切になってきます。そのクライアントの痛いところをピンポイントでケアしてあげられるかは、誠心誠意、課題解決に取り組む人間である人柄と綿密なコミュニケーションが鍵だと思っています。
机上の空論から学ぶ座学の知識やスキルではなく、実務から考える課題と対応方法がどんな座学よりも勝る本当の意味でのプロフェショナルの知識・スキルとなると信じています。

若者へのメッセージ

私は今年27歳なので、若者へのメッセージと言われると少し気が引けるのですが、折角なので一言だけ言わせていただきます。
私からは「自分にプライドを持って生きて欲しい」がメッセージになります。同世代を見ていると「僕なんか、私なんか」と思っている人が多い気がしています。
今回は仕事のことをベースにお話ししましたが、仕事に限らなくていいと思っています。仕事は人生のピースの一つでしかないですし、そこで全てを比較する必要はありません。
人生においてどんな選択をしても、自分で責任とプライドを持って堂々と生きていって欲しいです。