現在の仕事についた経緯

私が現在の仕事についた背景には、自身の仕事に対する意識と、世の中に対する本質的な価値を提供したいという強い思いがあります。
今の日本は、商品もサービスもありとあらゆるものが溢れているにも関わらず、幸福度が低いという事実があります。

その状況に対して、デザイン思考という統合的アプローチで人々の働き方と生き方を根本から変えることができると確信したのは、私自身が多くのプロジェクトを手掛けてきた経験からです。

デザインは単なる美しさだけでなく、問題解決の手段であり、戦略的なビジネスツールでもあります。
この考えを持って、日本デザインを設立し、現在に至ります。

仕事へのこだわり

私の仕事に対するこだわりは、常に「相手の期待を超える」という信念に基づいています。
会社員時代から現在に至るまで、私が大切にしてきたのは、まずクライアントのニーズを深く理解することです。
そのために、表面的な課題だけでなく、クライアントのビジネスや市場環境を包括的に捉え、本当に必要とされている解決策を提案する姿勢を貫いてきました。

デザインは単なるビジュアル表現ではなく、ビジネスの成功に直結する要素です。
私は常にデザインの背後にある「目的」を大切にし、その目的を達成するための戦略を練り上げてきました。
デザイナーとして成功するまでには多くの試行錯誤がありましたが、その中で学んだのは、単に依頼通りに動くだけではなく、自ら考え、提案し、成果を最大化するためのプロフェッショナルな姿勢を持つことの重要性です。
自分自身が成長するためには、常に新しい視点を取り入れ、自己研鑽を怠らないことが欠かせませんでした。

また、チームでの仕事においても「信頼とコミュニケーション」を大切にしています。
大きな成果を残せるプロジェクトは、チームメンバーが互いに尊重し合い、アイデアを共有することが必要だとこれまでの失敗と成功の経験から理解しています。ですので、リーダーとしての役割を担うようになってからは、メンバー全員が自己の強みを最大限に発揮できる環境作りにも注力してきました。今後も、クライアントの成功を第一に考えながら、自らのスタイルを進化させ続けたいと思います。

若者へのメッセージ

今の若い世代には、たくさんの可能性と無限のチャンスがあります。
私自身も、多くの挑戦を通じて成長してきましたが、成功への近道は存在しません。あるのは王道のみです。
だからこそ、目標を持ち、地道な努力を積み重ねることが大切です。

重要なのは、自分の価値観や情熱を見つけ、それに向かって進むことです。失敗を恐れず、むしろ失敗を成長の糧にしてください。
私も何度も壁にぶつかりましたが、そこで得た学びが今の私を支えています。
そして、周囲の意見に流されることなく、自分の信念を貫くことが大切です。他人の成功を見て羨む側ではなく、他人に見られて自分の成功を羨ましがられるように、自分自身を磨き続けてください。

ビジネスの世界では、継続的な学びが非常に重要です。
役職が上がった、売上が何億円になった、などの小さな成果に満足して足を止めないことが求められます。技術やトレンドは変わり続けるので、常に前向きな姿勢を持ち、変化を楽しんでください。皆さんの未来は、自分の手で切り拓けるものです。
挑戦を恐れず、全力で取り組んでください。