現在の仕事についた経緯

大学時代、人と接することが好きだった私は、人材業界に自然と足を踏み入れました。最初に就職したのが人材系の企業でした。そこではコールセンター派遣事業部に所属し、派遣コーディネーターとして求職者に適切な仕事紹介と、現場でのフォローを担当いたしました。その後、IT企業に転職し新卒採用を担当しました。そこでは学歴偏重の採用活動に物足りなさを感じ、アミューズメント業界にて新卒採用を担当、その後ベンチャー企業での役員業務を経て独立し、経営者としての道を選びました。

仕事へのこだわり

私の仕事へのこだわりでもあり、人生でも大事にしていることでもあるのですが、常に「出会った人に良い(ポジティブ)な影響を与えること」にあります。人事や経営者のポジションであると様々な人と接点を持ちます。その際に自分自身が相手をポジティブに変えられるような、強い影響を与えられるようなエネルギーがある人でありたいと考えています。

企業の成長支援においては、企業にとって必要な人材かどうかを見極め、企業と求職者が互いに成長できる環境になるかが最も重要だと考えています。優秀な人材がしっかり機能する仕組みをつくれば、企業は自ずと成長します。その成功を導くために、適切な採用戦略と人員配置が必要不可欠となっており、そこの支援を生業としています。

人材のミスマッチを防ぐことも大切にしています。採用活動は短期的に戦略を練ることも大事ですが、事業成長も鑑みて長期的な視点を持つことも重要です。
その企業で活躍する人材はどのような人かなど、ペルソナをしっかりと策定した上で、活躍人材を採用するための戦略を練ります。採用活動においての見極めとしては、長期的に活躍できる人材かどうか、カルチャーマッチする人材かどうかを企業様の軸で判断することが大切です。経験値がものをいう領域でもあるため、多くの企業様からその部分のご支援依頼をいただいています。

また、企業の文化や価値観に合った人材を採用することは、単にスキルを重視する以上に大切です。入社した後、社員がどれだけ定着し成長できるかが、企業の持続的な成功に繋がります。特に私が注力してきたのは「離職率の低減」です。入社した社員が3年以内に辞めてしまう現実に直面した時、その根本的な原因を探り、どのようにしてより良い職場環境を作るか、定着に向けて企業は何を努力すべきかなど、その辺りもサポートしております。

単に採用活動を成功させるだけでなく、その後の成長過程やキャリアの進展を見守り、企業様の成長支援までサポートすることにやりがいを感じています。自分が関わったことで人が成長し、企業が成長し、人生が良い方向に変わることが、何よりのやりがいであり、仕事の原動力となっています。

若者へのメッセージ

これから社会に出ていく若者の皆様へお伝えしたいことは、自分を信じて失敗を恐れずにチャレンジしてほしいってことです。若いうちの苦労は買ってでもしろという格言がある通り、たくさん失敗して、たくさん恥をかいても許されるのが若者だと思います。
今の若者っていう言い方はあまり好きではありませんが、私の時代よりも失敗するとカッコ悪い、カッコよく働きたいという風潮が強くなってきている部分と、早期からインターンや社会に出ることに積極的になっている学生さんが多いからか、失敗をせずに大人になっていく方が多いように感じています。一生懸命頑張っている人の失敗は神々しいです。
どんどん恥をかいて失敗して揉まれて、できない人の気持ちがわかるような大人になってほしいです。私の経験談ではありますが、恥ずかしくなるような失敗や挫折の数だけ、大人になって成功している人が多い気がしています。小さくまとまらず、どんどんトライアンドエラーしていきましょう!

また、好きを仕事にという風潮もあまり好きではありません。
好きなことよりも得意なことで仕事を探した方がうまくいくと考えています。

得意なことであれば、成果が出やすくなる、成果が出ると好きになるといった好サイクルを作り出すことができ、結果的に得意なことが好きなことになり、好きなことが仕事になると思います。

社会に出る前に仕事において好きなことを探すってかなり難しいと思います。
まずは自分が何が得意か、得意なことを仕事に生かすとしたらなにかと逆算してみると、自分に合った仕事が見つかりやすいと思います。なので自己分析をやり過ぎないくらいがちょうどいいと思います。

キャリア相談に乗ってほしい!などありましたら気軽にSNS等からご連絡ください!