現在の仕事についた経緯
株式会社OWNERSでは、ベンチャーGOという起業経験者専門の転職サイトを提供しております。私自身、これまでM&Aの経験が2度ありますが、全ての事業が軌道に乗ったわけではありません。9回事業を立ち上げて、軌道に乗せたのは2回です。
このように起業家は失敗するケースの方が多数にも関わらず、失敗を評価する文化が醸成されていないことに疑問を持ちました。起業経験者の知見や経験値はとても稀少であり、ベンチャー・スタートアップを中心として経験を活かせる【起業家のセカンドキャリア】を支援しております。
仕事へのこだわり
『事を成すには泥臭く』これは仕事(事業)をするうえで、常々意識しております。特別なことをするわけではなく、いかに毎日、泥臭く手と頭を動かし続けることができるかを大事にしています。
朝早く起きる、人一倍に経済情報を取り入れる、毎日100通の営業メールを送るなど、日々のタスクをルーティン化させて、「やらなきゃ気持ち悪い」と思うほど徹底させます。気づいたら仕事や事業は想像以上に結果が出ているでしょう。
若者へのメッセージ
20代前半で起業した身として、僭越ながらアドバイスできるとしたら「人生と真剣に向き合って目標を決める!!」、これに尽きます。
20代は一瞬です。限りある時間であることを真剣に考えて、3年後、5年後、10年後にどのようになりたいのか、人生設計をすることをお勧めします。
私自身は、20代は起業家、30代は投資家、40代以降は他人のために生きると、10年スパンで設計しています。40代では「押川仁哉財団」を設立し、教育格差にフォーカスした財団として他人の人生へポジティブな影響を与えられる生き方をしたいと考えております。偽善で自己満足だと揶揄されることもありますが、他人の人生を考えられるフェーズは本当の意味での「人生成功者」だと考えているので必ず達成します。
このように自分の人生と向き合い目標を決めると、逆算して「今なにすべきか」が明確になるでしょう。