現在の仕事についた経緯
前職は美容師です。もともと家業を継ぐ気がなかった私は、高校時代に興味を示すようになった美容の世界に足を踏み入れました。早くにスタイリストとしてデビューをし、自分が担当することで、どうしたらお客様に喜んでいただけるか、どうしたら幸せになっていただけるかを日々考えながら生活をしていました。
私には弟がおり、弟は大学に通っていましたので、家業は弟が継いでくれるものだと勝手に思っていました。しかし弟も自分の道に進みました。
私は、美容師として充実した日々を送っていましたが、悩みも多くなっていきました。
そんな中、先代が病気になり、人も足りないということから美容の世界に区切りをつけ今の仕事に就きました。
仕事へのこだわり
仕事へのこだわりは、美容師時代の考え方に基づいています。顧客第一主義。利益よりも顧客満足度を優先します。
弊社の事業内容からすると、リピーターが少ない業種だと感じています。
私自身一人暮らしをしていた頃、粗大ごみを捨てたい時には、その都度調べて毎回違う一番安い業者に頼んでいました。どこに頼んでも変わらないと思っていたからです。
最近では、SDGsの流れから、一般のお客様もリサイクルの意識が高まり、単にモノを捨てる時代ではなくなりました。弊社としては、“廃棄物が減る”ことが、“売り上げが減る”ことにつながります。
しかし、そんな時代だからこそ利益だけを求めるのではなく、お客様のことを第一に考え、“廃棄ではなくリサイクルをすることで、お客様の負担を減らすことができる”と伝えることも我々の仕事だと思っております。
お客様に寄り添った仕事をしているからこそ、リピート率がかなり高くなっています。常にお客様のニーズに合わせたサービスを提供し、より良い未来を築くために努力しています。
若者へのメッセージ
人との繋がりを大切にしてください。今の時代、SNSの発展により人と繋がることが容易になりました。しかし、コロナ禍もあり、対面での深い繋がりというものが希薄になってしまいました。
僕自身はその深い繋がりを大切にしているからこそ、新しい事を始める際にも助けてくれる仲間がたくさんいます。
こんな時代になってしまったからこそ、関わる人すべてに感謝の気持ちをもち、人と人とのつながりを大切に生活していると、何かあった時に周りの方々が助けになってくれますよ。