現在の仕事についた経緯

YouTubeやNetflix等のオンライン映像サービスが広まり、人生を何回生きても見切れないほど大量の映像に簡単にアクセスして視聴できるようになりました。
そんな中、「様々な映像の中から見たいところだけ見る」という、映像のシーンを検索・視聴する機能が必要になると考え、技術開発に着手しました。そしてその技術を使い、まずはプロ野球向けの分析ソリューション「PITCHBASE」の開発・提供をはじめました。
その後、野球以外のスポーツ分析、教育や企業での動画活用、映像エンターテイメントサービスの開発・展開を進め、「映像をファイルでなく、シーンで見る・活用する」という体験を様々な分野に提供しています。

仕事へのこだわり

本質的に価値のあることをするよう心がけています。
私が大企業の組織の中にいた頃、組織を本当に良くしたいと思ってした発言が「それは正論だけど…」と言われることが何度かありました。本質から目を背け、組織内でしか通用しない論理で、人や組織の活動、また人の人生(キャリア)が決められ、その結果、少なくとも自分が在籍した数年間は、自分や周りの人達が何か新たな価値を生み出したことはほとんどなかったように思います。

私は、ものづくりは、わかりやすい本質的な活動の一つだと考えています。
新しい体験や圧倒的な効率性を生み出す何かを作ることは、もし上手くいけばとてもわかりやすく社会の価値に繋がると思うからです。
そして日本人は、現在あまりグローバルでプレゼンスがないクラウドサービスの領域であっても、世界で一番良いものを作れる人種だと思っています。実際、RUN.EDGEで開発したPITCHBASEは、米国の競合プロダクトがある中で、MLBで多く導入されている映像分析アプリケーションになりました。もちろん、たくさんのプロ野球の方々の協力によって出来たプロダクトですが、日本のエンジニアの誠実な仕事だからこそできたプロダクトだと思っています。

RUN.EDGEでは、本物になる本物をつくること、誠実さで繋がった本当のチームや人間関係を築くこと、(過去の発言や今あるものをある程度忘れ)今一番良いと思うものに取り組むことを会社の価値観にしています。
会社全員で、真摯に誠実にものづくりに取り組み、新しい体験と文化を作り、それを社会に提供していくことで本質的に価値のある会社・人間になっていきたいと考えています。

若者へのメッセージ

ここからが勝負だと思いますので、一緒に頑張りましょう!