現在の仕事についた経緯
大学時代にフィリピン留学しをしていた際、たまたま有難いご縁があり、ある企業の代表からフィリピン現地法人の立ち上げを任されました。
その当時、東南アジア諸国の経済成長の勢いや海外でビジネスを推進する上での様々なハードルを乗り越える達成感や楽しさを肌で実感し、それ以来15年ほど一貫して、様々な企業の海外進出を責任者として推進してきました。
この経験と各国でのコネクションを活かしながら、様々なベンチャー企業や中小企業の海外進出を包括的に支援をしていきたいと思い、Social Zero株式会社を設立し、海外進出を支援させていただいております。
仕事へのこだわり
【20代:失敗を恐れず経験を積む】
20代前半、私は10年後の理想像を明確に描いていました。プロフェッショナルな海外ビジネスパーソンになることを目標に掲げ、その実現に向けて行動を開始しました。まず、海外での経験を積むことに注力しました。特に、多くの人が敬遠しがちな高いハードルや、達成が困難と思われる課題に率先してチャレンジしました。その結果、様々な失敗や成功を通じて貴重な経験を積むことができました。
私のキャリアは、いきなり一人で海外での事業立ち上げというミッションから始まりました。当時は社会経験もなく、英語も流暢ではない学生でしたが、日々必死にもがきながら、あらゆることにチャレンジし続けました。この経験が、後の成長の礎となりました。
【30代:成果を出すための仕組み作り】
30代に入ると、複数の国で海外進出や事業立ち上げを経験し、初期フェーズから拡大フェーズまでを担当してきました。この経験を活かし、いかに効率的に海外事業で成果を出す仕組みを構築するか、どのように強い海外拠点の組織を作るかにフォーカスしました。
このアプローチにより、多くの方々の協力を得ながら着実に成果を上げることができました。しかし、現状に満足することなく、常に次のチャレンジでより大きな成果を出せると自負しています。同時に、その責任の重さも強く感じています。
これまでの経験から学んだことは、挑戦し続けることの重要性です。失敗を恐れず、常に新しい課題に取り組む姿勢が、私のキャリアを形作ってきました。今後も、この姿勢を大切にしながら、グローバルビジネスの最前線で活躍し続けたいと考えています。
若者へのメッセージ
私からの若者へのメッセージは、ありきたりかもしれませんが、「失敗を恐れずにチャレンジすること」そして「世界に飛び出すこと」です。
20代で失敗を恐れていては、30代、40代で大きな成果を出せる大人には成長できません。失敗は最高の財産です。チャレンジすること自体に、何よりも価値があります。
特に現代の若い世代は、SNSや各種プラットフォームの発達により、世界中の情報にアクセスできる環境にあります。これは、海外でのチャレンジがかつてないほど容易になったことを意味します。これは、過去の世代には無かった大きなチャンスです。
半年ほど飲み会を控えたり、アルバイトやボーナスで貯金をしたりして、海外に飛び出してみてください。その国の街を歩き回り、市場を覗き、現地のレストランで食事をし、その地の空気を吸って、現地の人々とコミュニケーションを取ってください。それだけで、日本では得られない貴重な経験や多様な価値観に触れることができます。
このような経験は、グローバルな視野を広げ、自分自身の可能性を発見する絶好の機会になると思います。