現在の仕事についた経緯

26歳で起業しましたが、大学時代から「いつか経営をしたい」と考えていました。とはいえ、具体的な計画があったわけでなく、いつかそうなれたらという程度のものです。
大学卒業後は教材販売会社と通信会社で営業を経験しました。
そして改めて転職活動をする際に、学生時代の気持ちを思い出したのです。それまでの経験を振り返り、1社目のような業態は難しくとも、2社目のような通信関係であれば起業できるのではとあっさり決めました。
大変だったのではないかと聞かれることも多いですが、それほどでもありません。「あかんかったら、また就職すればいい。とにかく一度やってみよう。」という気持ちでした。

仕事へのこだわり

「人の役に立つこと」が私の人生のテーマです。いつかやってくる死の瞬間、自分がどれだけ稼いだかではなく、どれだけ人の役に立てたかと考えるのではないでしょうか。社員教育もそうですが、会社のためにスキルを上げて頑張れということでなく、社員一人ひとり、この子の役に立ちたいと思うのです。その上で先のお客様の役にも立ちたいと思っています。
さらに、60歳になる10年後にはビジネスをやめ、その後の20年間で社会貢献に取り組みたいと考えています。現在もフリースクールへの寄付や物資提供などを行っていますが、大部分はお金で解決し、時間はほぼ使えていません。
社会貢献に多くの時間を費やせるなら、きっと結果を出すことができとても幸せなことだと感じるはずです。結果を出さねば、何事もやる意味がないですからね。

若者へのメッセージ

やはり、人の役に立つために自分を磨くことです。何もしてない無力な自分では、人の役に立つのは難しいです。勉強したり、ボランティアに参加したり、努力の方法はどのような目標や夢を持つかで異なると思いますが、何のために生まれてきたのかを考え、しっかり自分を磨いていってほしいですね。