現在の仕事についた経緯

家業を継ぐことになったのは自然な流れでした。子供の頃、従業員さんにトラックに乗せてもらって一緒に回収作業に出かけるのが大好きでした。また、年末年始に従業員さんたちと夜遅くまで食事を楽しむことは、まるでお祭りのようで、とても楽しかった思い出です。
会社を良くするためには、従業員が誇りを持てる職場環境を作ることが重要です。従業員が家族や友人に馬鹿にされないよう、会社の収益を上げ、従業員が明るく働ける環境を整えるために努力し続けています。この目標のために、日々精進しています。

仕事へのこだわり

私のキャリアは廃棄物回収のドライバーとしての現場仕事から始まりました。
入社20年目で代表取締役に就任するまでの間は、人手不足の影響もあり、常に現場メンバーと一緒に営業活動からクレーム処理まで全て自分が出向いて対応をしていました。
今思い返すと、この現場で培った知識と経験は、経営者としての私の基盤となっています。その教訓を下記に記載します。

教訓1:マイナスをプラスに、あきらめない。
教訓2:一生懸命は、誰かが見て、応援してくれている。
教訓3:継続は力。
教訓4:人には、それぞれ事情があり大概の場合お金が絡むと人を平気で裏切る、裏切られる方が悪い。
教訓5:3年たったら笑い話
教訓6:ウマい話は、要注意
教訓7:調子に乗るときは、流れに任せる。(工場新設、スピード命)
教訓8:お金は、回す、回すと戻ってくる。
教訓9:自分より上の人と付き合い、運をもらう。
教訓10:世の中で起こることはすべて、「良い事は、運。悪いことは、自分の責任。」と思う。
教訓11:因果応報、悪いことは必ず罰が下る。「天知る、地知る、我知る、人知る」
教訓12:お金は、幸せな人は、持っていることが多い。でもお金は、人を幸せにしてくれない。
教訓13:お金は大事。でもそれだけ追っていると不運もやってくる。
教訓14:たまに立ち止まることも必要。
教訓15:人として正しい行動をする。(回り道に見えても人として、正しい道が近道)
教訓16:自分のために働く以上に、人に貢献し、働くことはやりがいがある。(利他の精神)
教訓17:謙虚にして驕らず。
教訓18:人生において出会いは、大事。(従業員さん、お客さんとの出会い)
教訓19:上司になったら、部下の人生に責任を持つ。(労働環境を良くし続ける)
教訓20:一人では、何もできない。
教訓21:目の前の事を逃げずに(逃げられずに)、やり続けただけ。
教訓22:皆で考え、まわす会社。(「で、どうする?」)

若者へのメッセージ

皆さん、人生は思った以上に短いものです。だからこそ、仕事はただの義務ではなく、楽しむことが大切です。もし今、楽しさを感じられない仕事に就いているなら、その仕事を少しでも楽しくする方法を日々考えてみてください。
自分の創意工夫で小さな楽しみを見つけ出すことができれば、日々の仕事がもっと充実したものになるでしょう。挑戦を恐れず、自分の可能性を信じて、毎日を積極的に生きていきましょう。