現在の仕事についた経緯

僕は小学生の頃から野球をしていました。将来の夢はもちろん「プロ野球選手」でした。高校進学時には野球の強豪校に…とも考えましたが、両親の勧めもあり、文武両道を掲げた進学校へ進学しました。その進学校へ通いつつも勉強はそこそこに、とにかく高校野球に明け暮れた2年強でした。しかし、高校野球の集大成でもある高校3年生の夏の県大会予選では、期待されながらも2回戦で早々に敗退してしまいました。
その後、困ったのが進路です。「何になろうかな」「そもそも何がしたいんだっけ」「それには学力がいるな」などと考えていました。
そんな時に、10歳上の看護師である実姉から勧められたのが、リハビリテーションのお仕事でした。実際に調べてみると体を動かす仕事であり、ひょっとすると野球にも携われるかもしれないと期待が膨らみ、「なんだかおもしろそう」という思いでリハビリテーションの道へ進みました。

仕事へのこだわり

弊社の企業理念でもありますが、「豊かを創る」ことです。「豊かさ」と聞けば、人によってそれぞれだと思われますが、僕らは「豊かさ」という言葉を定義付けしており、「在りたい自分を実現すること」としています。つまり「豊かさを創る」ことは“自己実現”という意味になります。
僕らのサービスを利用してくださっているお客様は、障がいをお持ちの方やお年を召された方が多いのですが、生活に困りごとを抱かれている場合がほとんどです。「もっと〇〇したい」という思いを持たれている方が多いのです。
そんな困りごとに直面している状況を見ると、その課題を何とか解決したくなります。その手段として、3Dプリンタを活用して環境を整えたり、生活動作のパフォーマンスを高めたり、トレーニングを通じて体作りをサポートしたり、ヒアリングや対話を通じて心を充足させてモチベーションを高めたりしています。
自己実現は人生の幸福度を高めることに直結しますし、僕らは常にお客様の人生の伴走者でありたいと考えています。これが仕事へのこだわりであり、最も大切な部分です。

若者へのメッセージ

共により良い社会を創っていきましょう。