現在の仕事についた経緯

理学療法士として医療・介護現場でリハビリテーションを提供する中で、「もっと一人ひとりに合ったサービスがしたい」と感じ、完全なサービス業であるヨガインストラクターへ転身しました。
理学療法士・作業療法士がいるヨガスタジオを運営する中で、予防医療・未病ケア・産後ケアを提供し、同時に理学療法士・作業療法士向けのヨガインストラクター養成講座を行いながら、セラピスト人材育成を行っています。

仕事へのこだわり

医療・介護を通じて感じたことは、人の体も心も“待たせてはいけない”ということです。
「今の体の状態に応じてほしい、今の気持ちに寄り添ってほしい」だからこそ、相手の「今」を一番大切に考えられるセラピストであることにこだわっています。
不安にさせてしまうことは相手の大切な時間を奪うことです。だからこそ、今できることは今やる。
そして相手には選択肢を持ってサービスをご案内・ご提供することを心がけています。

若者へのメッセージ

「安定」した医療の世界を飛び出し、完全なるサービス業であるヨガインストラクターになり、良かったと思います。自分の世界が広がり、見えてくるものがたくさんありました。さらに出会いも広がりました。それこそが私の価値になりました。
例え「安定」を失っても、「信頼」があればどんな時でも人は助けてくれます。人生に失敗なんてありません。今起こっていることすべてがチャンスです!
私が心を打たれた言葉があります。「人間は自由になるためにこの世界にきた」ヨガの根本経典、ヨガ・スートラからの引用です。
誰もが自由になるために、この肉体を持って現実社会に生きているのです。
自分のやりたいこと、思ってることを大切に。自分らしく進む先に「自由」は待っていると思います。