現在の仕事についた経緯
元々は「栄養」という分野には全く興味がありませんでした。健康や食について無関心な人生だったのですが、高校3年生の頃に愛犬に病気がみつかり寿命よりも早く亡くなってしまったこと、それから自分の不調や家族の不調も続いたことで、「健康」に興味を持ち始めました。
自分で調べてみたところ、結局は「食事」に行き着くことがわかりました。
この先の人生、自分が無知であることで、自分の大切な存在が苦しむことになるなんて絶対に嫌だと思い、栄養について学ぶようになり、現在の仕事に進むことになりました。
就職する前から独立することは決めていて、実務経験を積むためにトータルで4年半勤めました。元々食に無頓着なこともあり、現場では本当に学ぶことが多かったです。例えば鮭といえばスーパーで売ってる鮭の切り身しか見たことがなかったので、鮭1匹と言ったらその切り身が1匹だと本当に思っていました。調理師さんに「お前、鮭が海の中でこの形で泳いでると思ってるんか!」と突っ込まれました。笑
仕事へのこだわり
こだわりというのは得にないのですが、どんな仕事でも最初はわからないことばかりで戦力にならないことがほとんどなので、せめて身体を使うとか、とりあえずやるとか、誰にでもできるようなことは絶対にやろうと決めています。
特に私は体力に自信があるので、体をつかうことは一貫してずっとやっていて、身体の強さは大切だと思っているので、毎日必ずヨガ、トレーニングを行っています。
あとは、精神力も必要なので、心をトレーニングするために、新しいことへ挑戦したり、安心空間から抜け出すことを心掛けたりしています。仕事でチャレンジできる機会があれば迷わずそちらを選ぶようにしています。
若者へのメッセージ
20代前半を思い返してみると、「なんであんなアホなことをしてたんやろう」と思うこともありますが、どんなことでもその時の自分にとってはそれがメインイベントです。どんなアホみたいなことでも一生懸命、全力でやらないことのほうがよっぽどアホだと思います。
今の自分もきっと10年後の自分がみたらそう映ると思うので、今、目の前にあることに全力投球で挑むことが、若い人にとっても、どの世代の人たちにとっても大切なことなんだと思います。
自分の目の前にあることが自分の目的や夢とかけ離れていたとしても、とにかく全力でやることが自分の夢に近づく一番の近道だと思っています。