現在の仕事についた経緯

現在の仕事に就いたきっかけは、宮崎で行われた衛星放送のライブイベントの制作を手伝ったことです。
このイベントでは、ステージの設営から本番撤去まですべてをこなし、その働きぶりが制作会社の社長に認められました。これにより福岡へ誘われ、様々なアーティストのステージ制作に携わることとなりました。
年間200現場をこなしながら、当時新しく登場したマッキントッシュ(Mac)を使用して企画書や図面を作成するようになり、経験とスキルを積み重ねました。この経験が現在の仕事に直接繋がっています。

仕事へのこだわり

私の哲学は「レールに乗っかるのでなく自らレールを歩む」というものです。他人が作ったレールに乗るのではなく、自ら新しい道を切り開くことを重視しています。この姿勢は、常に新しいものに挑戦し続ける原動力となっています。

また、「安定が欲しいからこそチャレンジする」という考え方を持っています。一般的には安定を求めるためにリスクを避けるものですが、私は挑戦し続けることが真の安定をもたらすと考えています。新しいアイデアやプロジェクトに取り組むことで、自分自身を成長させ、長期的な安定を築いているのです。

「人はみな平等である」という信念も、私の仕事において重要な要素です。どんな人にでも対等に接し、尊重し合うことで、良好な人間関係を築いています。これは、チームワークを重視し、多様な意見や視点を取り入れることで、より良い結果を生み出すための基盤となっています。

さらに、「実質をとらえる」ことにこだわりがあります。表面的な見かけや派手な演出よりも、本質的な価値を重視します。プロジェクトの本質を理解し、それに基づいて最適な解決策を見つけることを心掛けています。この姿勢は、確実な成果を上げるための重要な要素となっています。

「ゼロから作ることにワクワクする」という私の性格も、仕事への大きなモチベーションとなっています。新しいプロジェクトを立ち上げ、何もないところから形を作り上げていく過程に大きな喜びを感じます。創造的なプロセスを楽しむことで、仕事に対する情熱を維持し続けています。

小濵洋一の仕事へのこだわりは、常に新しい挑戦を求め、実質的な価値を追求し、人々と平等に接しながら、自らの道を切り開いていく姿勢に集約されています。これらの信念と行動指針が、成功を支え、さらなる成長を促しているのです。

若者へのメッセージ

みな生まれてきたときは何も持っていませんでした。だからこそ、今仕事ができ、その対価をもらえることに喜びを感じてください。これは大きな恵みであり、自分の成長を実感できる瞬間です。

ライフワークバランスが重要だとよく言われますが、20代から30代は思いっきり仕事に打ち込むべき時期です。この時期に全力を尽くすことで、50代に向けた確固たる礎を築くことができます。今の努力が将来の自分を支えるのです。

過去を振り返り後悔することも、将来を思い不安になることも、どちらも無意味です。未来は今この時に作られるものです。ですから、今の仕事に一生懸命に向き合うことから始めましょう。現在の行動が未来を形作ります。

自分の人生は自分のものであり、決して周りのせいにしてはいけません。どんな状況でも、真摯に向き合い、自分の選択と行動に責任を持ちましょう。これこそが、真の成長と成功への道です。

失敗は肥やしになります。失敗の数が多いほど、人としての器が大きくなります。恐れずに挑戦し、失敗から学び続けることで、より強く、より豊かな人間になれます。失敗を恐れず、新しいことに挑戦する姿勢を持ち続けてください。

皆さんが今取り組んでいることが、将来の自分を形作る重要な一歩です。一瞬一瞬を大切にし、全力で取り組むことで、必ずや素晴らしい未来が待っています。