現在の仕事についた経緯
小児科の医師としてやり甲斐を求めて働いていましたが、生活が苦しく、休みもなく、夜中にいつも起こされる環境で、今後の将来に疑問を抱くようになったことがきっかけです。
丁度その頃、親の会社が倒産し生活も苦しくなり、立派な肩書を取得していく常道の医師の道では時間的余裕もなく諦め、当時アウトロー的な美容外科への道へ転科しました。時代の潮流にも乗ったことで、現在は大阪で美容外科クリニックを3院運営しています。
仕事へのこだわり
インターネットなどで情報の閲覧が簡単にできる時代になりましたが、まだまだ美容の分野は不透明な部分もあり、一部では悪徳商法で展開しているクリニックもあるのが現実です。そのため、当院では技術の向上は勿論、適正な価格や術後のアフターケアをしっかりとしています。また患者様の希望を出来る限り取り入れられるように、プチ整形・レーザー治療から本格的な手術まで、幅広く対応できるよう取り組んでいます。
美容外科に転科した当時は、まだインターネットも携帯電話もない時代でした。多くの人達にとって情報もなく、闇の世界でもありました。そのため一部で詐欺的な悪徳クリニックもありました。また、最近は大学の形成外科がすっかり美容に進出してきましたが、当時は医師として異端視されていました。そうした社会的背景に対抗したい気持ちもあり、美容医療を提供していきたいと思いました。
若者へのメッセージ
今後は若い世代の人たちに、今までの経験や知識を継承してもらい、関西圏では絶対的に一番であるクリニックの地位を確立していきたいです。
その為にも、時代の流れに常に対応し、新しい技術を導入し、改革を繰り返しながら、クリニック各員が意識を高めて成長出来るように、一つのベクトルに向かって舵取りをした後、静かに去っていきたいと思っています。