現在の仕事についた経緯
新卒時から人材会社の営業職として従事し、数年後会社から昇進の誘いを受けました。
しかし同時に、そのまま人材業界の営業職の上に進んで行ったところで、経営者へのキャリアアップに繋がるのか疑問を持ちました。
当時、ライフネット生命を立ち上げた出口治明さんと岩瀬大輔さんのセミナーに参加し、「これからの時代はグローバルだから、グローバルなビジネスをしていかないといけないよ」という言葉を受け、海外への転職を決意し、経営者になるためのスキルを身につける目的でアメリカのITの会社に飛び込みました。
その後は、ビザが切れたことをきっかけに日本に帰国し、営業職時代の先輩からの紹介で、仕事を任せてもらえるようになりました。
そこで個人事業主として登録し、業務委託の仕事を増やしていくようになったことが経営者としてのスタートです。
仕事へのこだわり
「相手のことを理解する姿勢 」です。
「こんな商品があります。この商品が良いですよ。」と伝える営業ではなく、「あなたの会社はこんな問題やお困りごとがあるので、この方法で解決できます!」と問題に対して解決策を提示していくことで、売上につながります。
それも相手が抱えている問題を理解する姿勢があるからだと思っています。
営業をしながら自分の営業を振り返ったり、営業の本を読み漁ったり、先輩たちからフィードバックをいただいたりと、とにかく試行錯誤していくうちに自分の考え方が確立されたと思います。
若者へのメッセージ
生きる意味は、経験や関心をもとに自分自身で意思決定し見出すものです。だから、人生をかけて自分の生きる意味に答えを出そう、と思っています。
人生をどう生きるかに答えなんてないのです。すでに形ある結果を求めるのではなく、この長い人生をどう生きるか、どう生きたかという過程が大事なのではないかと、私は考えます。
焦らず、しっかり勉強し、どうすればもっと良くできるかを考えて改善しながら、小さな失敗と挑戦を繰り返して、地に足を付けて力をつけていきましょう。