現在の仕事についた経緯

2011年の東北大震災で災害の規模とその影響を目の当たりにしたとき、自分の無力さとエネルギーの安定供給の重要性を痛感しました。あの時、自分に何ができるのかを深く考え、防災対策とエネルギー自給自足の必要性に目覚めました。
その後、太陽光発電や蓄電池技術が急速に進化していく中で、これらの技術を活用して災害時の備えを強化し、同時に地域の脱炭素化を進めることが未来のために不可欠だと確信しました。防災と環境保護、この二つを同時に実現できる取り組みこそが、今後の社会に求められると感じています。

仕事へのこだわり

現在最も注力しているのは、一般家庭や企業、公共施設などに太陽光発電と蓄電池を導入し、災害時に備える防災力の強化と地域の脱炭素化を推進することです。
地球温暖化が深刻化する中で、持続可能なエネルギーの利用と地域の自給自足型エネルギーモデルの実現に力を入れています。これにより、環境負荷を減らしつつ、地域社会のレジリエンスを高めることが目標です。
また、技術革新とともに、次世代のために安全で安心なエネルギー基盤を提供することを大切にしています。

若者へのメッセージ

私自身、まだまだ若者のつもりでいるので、若者へのエールを語るのは少しおこがましい気もします。しかし、強いて言うならば、まずは我々世代が本気で社会を良くするために取り組む姿勢を見せることが何より重要だと感じています。言葉だけではなく、行動で示すことが大切です。
挑戦を恐れず、変化を受け入れ、新しいことに果敢に取り組む姿勢を持つことで、未来は開かれます。皆さんには、その行動力と柔軟さで新しい日本を築いてほしいです。我々も、しっかりとバトンを渡せるように努めますので、一緒に未来を切り拓いていきましょう。