現在の仕事についた経緯
小さい頃から占いに興味があり、誰でも興味があるものだと思っていました。若い頃にも何度か占いに足を運んだことはありますが、離婚に悩んだ時、3名の占い師さんにみて頂き、3名とも結果は全て同じ答えだったため背中を押してもらえました。
そして、離婚をしたタイミングにちょうど占い教室の記事が目にとまりました。占い師になるつもりはなかったのですが、教室に足を運んだこと、ただ自分の運勢を覗いてみたいと思ったことがきっかけで、占いの勉強にハマっていきました。
仕事へのこだわり
最初は占い師になるつもりはなかったのですが、友人を無料でみているうちに紹介の輪が広がり、出張鑑定を始めました。
その頃、イベント出店などのお誘いもありましたが、出店料が高額だったので、「独自で主催をすればもっとコストを下げることができ、出店者にもお客様にも喜んで頂けるのではないか」と考えました。知り合いのバーを安い料金で借り、知り合いの占い師さんを集めて出店料を折半して、ワンコイン鑑定から始めました。
お客様に鑑定書をお渡ししていて、占いのご相談は勿論、学問についてのお問合せも多かったため、占い教室を始めました。そのうち、卒業生には鑑定士名を命名させて頂き、卒業生が活躍出来る場として各地でイベントを開催するようになりました。
平日の昼間は派遣や臨時のお仕事をしながら、夜や土日は出張鑑定や教室を開催していました。2016年にあるきっかけで昼のお勤めを終了し、占い師として本格的に占いの館へ所属したり、電話鑑定オーデションなどを受けたりして、占い1本で活動を始めました。
書籍出版のご依頼があり、2019年に初めて出版しました。2022年7月からはラジオパーソナリティーとして自分自身の番組「強く想えば」を放送。卒業生や占い師仲間をゲストにお呼びして、ご紹介させて頂きました。コロナ禍はご相談も多く、電話鑑定がメインになりました。
若者へのメッセージ
昔の占いのスタイルは「当たる」占い、「当てる」占いが主流でしたが、ただ当たるだけではその方の悩みは解決しません。悪い結果を占い師に告げられ、悩みが深くなる方も多くいらっしゃいます。持って生まれた生い立ちや過去は変えることは出来ませんが、選択で未来は変わっていきます。良い方を選ぶか悪い方を選ぶか、未知の世界を予想し、良い方向へ導くのが占い師の役目だと思っています。「当てる占い」ではなくより良い未来へと書き換えが出来るのです。
人の悩みは大なり小なり。人に言えない悩みを抱えている方は沢山いらっしゃいます。近年においては、人間関係や恋愛も複雑化しています。また、出産年齢が高くなり、不妊のご相談や子育ての相談も多くなっています。
ストレス社会を乗り越えるためにも、人に相談することはとても大事だと思います。1人で抱え込まず、他者の目線からアドバイスをもらい、選択肢の幅や考え方の幅を広げたら、きっと未来が開けますよ。