現在の仕事についた経緯

アパレル業界で働いていた時に完璧主義をこじらせてうつ病を発症してしまいました。1年間の休職中に支えてくれた妻の姿を見ていたのがきっかけです。
当時、すでにセラピスト、講師として独立していた妻が私のうつに向き合いながらお客様のお悩みや人生に寄り添うその姿を見て、心からのリスペクトを感じました。そしていつしか、妻に恩返しがしたい、セラピストとして活動する妻がもっとのびのびと様々なことにチャレンジできる環境を作りたいと、自身もセラピストになることを決断します。
その後、妻と自分が所属していた協会が解散となってしまい、妻や当時の会員さん、生徒さんなどに依頼される形で協会を設立し、代表理事を拝命致しました。

仕事へのこだわり

上記の通り、私の根底にあるのはセラピストへのリスペクトです。
私自身もキリ・ザ・ウェルネスのセラピストとしてサロン活動を行っていますが、セラピストとして深まれば深まるほどセラピストへのリスペクトが大きくなっていくんですね。「人を癒せるセラピストって本当に素晴らしい人々なんだ」と常々実感しています。また私は、一人でも多くの方をキリ・ザ・ウェルネスで癒していきたいと考えていますが、私一人が施術できる人数には当然限界があります。
しかし、キリ・ザ・ウェルネスを扱うセラピストが増えれば、キリ・ザ・ウェルネスに癒される人々も無限に増えていきます。私の最終的な目標は、キリ・ザ・ウェルネスで人を元気にして、社会を元気にして、元気な未来を子供たちに伝えていくことです。一人でも多くの人がキリ・ザ・ウェルネスに出逢い、学び、癒しと元気の輪を広げてほしいと考えています。人を癒し元気にしていくことは、人を幸せにしていくということです。だからこそ、私がこの仕事で大切にしていることは「人を幸せにできるセラピストこそ一番幸せであってほしいから、私はセラピストが幸せになるために全力でサポートしていく」ということです。
妻をサポートするのと同じように、キリ・ザ・ウェルネスのセラピスト一人一人をサポートしていくのが私の役目だと考えています。セラピストの上に立つのではなく、セラピスト一人一人の隣に寄り添うような、いつでも頼ってもらえるような協会を作っていきたいですね。
その為にも技術面だけではなく、私自身が経験者でもあるメンタルヘルスについて、ビジネスに関することなどを幅広く学び続け、セラピストに還元し続けていきます。

若者へのメッセージ

とにかく本気になってください。勉強でも、仕事でも、趣味でも、遊びでもなんでもいいです。
本気でやることに無駄なんて一つもありません。どんな小さいことでもいいです。未来の自分が一つも言い訳をしないで、胸を張って語れるくらい本気になってください。苦しければ悩み、辛ければ泣き、嬉しければ喜び、楽しければ笑うことに躊躇しないでください。
そして、やり切ってください。何かを本気でやり切った経験の有無は、やがて埋められないほどの差をもたらします。
その経験を得るのは、若ければ若いほどいいです。というより、歳を食えば食うほど本気になることが難しくなっていきます。若いころからずっと出来ない理由を探し、言い訳をして、ナメて馬鹿にし続けた人でかっこいい人生を送っている人を私は見たことがありません。
かっこつけてるんじゃなくて、生き様がかっこいい、そんな大人が増えてほしいなと思います。