現在の仕事についた経緯

大学卒業後、興味を持っていたお笑いの世界で活動するも、挫折を経験しました。半年間引きこもっていましたが、復帰した次のキャリアとして、人と深く関わり、その成長をサポートする仕事に魅力を感じ、人材紹介会社を選択しました。
そこで採用や人事戦略の重要性を強く実感し、さらに知識を深めるために企業の人事部へ転職。幅広い業界で人事としての経験と実績を積んだ後、独立して株式会社HaReエージェンシーを設立しました。
社外から顧客の右腕として、より成果にコミットできる人事支援を目指し、“はたらく”に関わる人々の課題解決に取り組んでいます。

仕事へのこだわり

「人の成長をサポートする」
私の仕事へのこだわりは、新人時代から一貫して「人」にあります。
お笑い芸人として活動していた頃、観客の反応や仲間とのコミュニケーションを通じて、いかに相手の心を掴み、感情を動かすかを学びました。この経験は、その後の人材紹介会社や企業の人事職でも非常に役立っています。

緊張しいだった私が、お笑いの舞台で他者の感情を動かすことができた経験は、「働くことで人は成長し、夢に近づける」という信念に繋がっています。
その後、人事職として働く中で、多くの人が「辛そうな表情」で仕事をしているのを目にし、私はその状況に違和感を覚えました。働くことは楽しく、自己実現の手段であるべきだと考え、エンゲージメントを高めることの重要性を感じています。

採用は単なるマッチングではなく、企業と個人の信頼に基づくプロセスであり、これが私の採用に対する基本的な姿勢です。
企業の人事職では、単に人を集めるのではなく、企業文化やビジョンに合った人材を引き寄せることが必要であると実感し、採用から定着、成長までを見据えた長期的な戦略の重要性を理解しています。

私は、経営目線を持つことと「泥臭い実践」を大切にし、課題解決に取り組んできました。
現場のリアルな課題に対して解決策を提案し、改善を進めることで、具体的な成果にコミットすることを重視しています。
単に知識を提供するだけでなく、行動に移すことで実効性のある支援ができると信じています。
HRコンサルタントとして、顧客企業と信頼関係を築きながら、泥臭い実践を通じて成果を追求しています。
そうすることが、企業と個人が“はたらく”を通じて夢を叶え、成長する近道だと信じています。

若者へのメッセージ

「選択した道を、強く生きる」この言葉を私は大切にしています。
一つひとつの行動が選択の連続です。その選択が正しいか正しくないかは正直わかりません。
私は新卒でお笑い養成所に入学し、お笑い芸人になる道を選びました。その選択が正しかったか正しくなかったかわかりませんが、がむしゃらに目の前にある仕事に向き合っていたら得られたものがたくさんあります。
人前で話す度胸やプレゼン技術、話の構成力が知らずのうちに身につきました。これは採用活動で説明会をする時などに非常に活きています。このように選択した道を強く生きれば選択の善し悪しに関わらず必ず得るものがあると感じています。

大切なのは、自分が本当に進みたい道はどこか問いかけ、「選択」し、その道を「突き進む」ことです。
そして、経験はすぐに役立つわけではないことも心得ておくべきです。
着実に一歩一歩進むことが、10年後に思わぬ成功に繋がっているなんてこともあります。

最後に、無理はしないで下さい。
体が資本です。私に対するアドバイスで「1に健康、2に健康、3に健康」と言ってくれた上司がいました。
極端かもしれませんがそれくらい大切なことです。心も大切です。自分の心と向き合いながら自愛して下さい。
その上で精一杯、自己実現に向けて走りましょう!!