現在の仕事についた経緯

簡単にいうと自分に自信がなかったからです。
昔から、「絶対に将来は独立して自分で自由に意思決定できる人生を歩みたい」と思っていました。高校を卒業する頃には何かしらで独立したいという考えがありました。
ただ、自分に自信はありませんでした。
大学入学時点までの人生で、部活や勉強など本気で取り組んだことで結果を出せたことがなかったので、自分の能力には圧倒的に自信がありませんでした。
そのため仕事をする際は、広告や営業など個人の能力差に大きく影響を受けそうな分野ではなく、物販に絞って考えていました。
その中でも、“資金力がなくて時間がある”自分のリソースを最大限発揮できる物販が古物であったことが理由です。

仕事へのこだわり

自分が仕事でこだわっていることは、三方よしの関係構築です。ここでいう三方というのは自社と顧客と取引先のことになります。
目の前の利益に対して短期的に取り組んでいくのではなくて、目の前の利益を落としてでも顧客にメリットのある形にし、信頼構築のための投資と考えることで、長期的に自らの利益を最大化させることができると思っております。
また、これは取引先においても言えることです。弊社は自社内で完結させるというよりも業務委託という形で多くの会社や個人と取引することが多いのですが、その際も経費をケチらずしっかりと対価を支払うことで優秀な方からの応募が集まり、その方との長期的な関係が築けると考えております。
この三方よしの考え方が、自社も顧客も取引先も幸せになって売上が上がる仕組みだと考えています。

若者へのメッセージ

目の前のことに全力になるということです。
僕もまだまだなので偉そうに言えることではありませんが、今あなたが全力で目の前のことに取り組むということは、後のあなたの人生において必ず支えになります。
僕は部活や勉強で大した結果を出すことはできませんでした。ただ、その2つに関しては全力で取り組んだと胸を張って言えます。
もちろん結果がついてくればなおいいと思いますが、その“本気で取り組んだことがあるという経験”があるだけでも、やらなければいけない時や自分の踏ん張りどころで、やりきれる人間になれるはずです。
周りを見てもやはり『大人になってから本気になる』というのは正直難しいと思います。
部活や勉強でなくても、自分の趣味でもいいし遊びでもいいので、自分の『これだけは本気でやった』『熱中した』ということを作っておくと後の人生に活きてきますよ。