現在の仕事についた経緯

新卒以降長く勤めてきた金融業界から事業会社等の他業種への転職を目指し、57歳で早期退職しました。明るいセカンドキャリアの道を夢見ていましたが、思うような転職先が見つからず、今後の人生に不安を抱えていた時にコーチング&ヒューニングに出会いました。
その出会いによって、たった3か月で自分自身の人生が大きく変わりました。仕事は「しなければならない」ものではなく、「したいことをすればいい」という気づきを得るとともに、自分の「無意識」が顧客を探してくれて、コーチングスクール在籍中に最初のクライアントを獲得するという驚くべき経験・感動を得て、いつの間にかコーチとして独立していました。
その時に得た経験・感動をひとりでも多くの人に感じてもらうことが、望む人生を手に入れる人を増やすことになり、更に幸せに働く人が増えることで企業の発展にもつながります。そして日本が元気になるという連鎖を生む。
それを実現するという想いで活動を行っています。

仕事へのこだわり

一般的なコーチングは欧米人向けに作られており、日本人には合わず、どこか違和感を抱く人が多いのが実態です。これは金融機関に勤めていた時に感じていたコンサルティングに対する違和感と共通していました。なぜなら、コンサルティングも欧米企業文化で発展したものが中心だからです。日本には欧米のモノマネではない日本人向けのコーチングやコンサルティングが必要です。このことがこの事業を始めよう、広めていこうと思った最も大きなきっかけであり原点です。
10億円のバイオリンもチューニングをしていなければ本来の音を奏でられないように、人間もチューニングされていなければ、その人の持つ本来の能力を発揮することが出来ません。行動変容を促すメソッドの総称であるヒューニング(ヒューマン(人間)のチューニング)を行うことで人は本来の能力を発揮できます。
更に、人はそれぞれ異なった過去を持ち、関わり合う人も異なり、異なった価値観を持っています。そんな人に対するコーチングは画一的なもので効果があるでしょうか。その人にあったコーチング、即ち100人いたら100通り、1,000人いたら1,000通りのコーチングが必要です。
日本人向けのJPコーチングで「気づき」、ヒューニングで「変化」します。日本人が抱くコーチングに対する違和感を払拭させ、「無意識」が気づくメソッドであるコーチング&ヒューニングで、「できない」が「できる」に、「しなければならない」が「したい」に変わり、「無意識」が勝手に「目標(ゴール)」に向かいます。
人を変えるのではなく、変わりたい人のサポートを行います。
JPコーチング&ヒューニングを広めることで、「多くの人が幸せな人生をおくれる社会を創り、幸せに満ち溢れた日本にする」ことの実現を目指しています。

若者へのメッセージ

とにかくまずはやってみるという姿勢は、金融機関の新人時代から一貫していました。準備に時間をかけてタイミングを逃すよりは、やりながら修正を加えていけばいいという姿勢でした。「失敗はない、フィードバックがあるだけ」という言葉はコーチングを学んでから知った言葉ですが、現在は私の座右の銘であり、新人時代から続けてきたとにかく行動することにつながる言葉だと思っています。
もちろん慎重であって構いません。ただ、石橋は叩いたら渡りましょう。少しでも構わないので、一歩を踏み出すことに躊躇しないで欲しいです。「自分には無理」、「夢と現実は違う」、「こんな環境・世間がいけない」などと考える前に、出来ること・出来たことに焦点を当てて進んでいけば出来ないことなんて何もありません。
荒唐無稽な夢でも構わないので、そこに向かってとにかく自分ごとに落とし込んで行動してみましょう。何か壁にぶつかったと感じれば、それは失敗ではなくフィードバックです。自分で解決出来ればそれでいいし、自分一人で解決できなければ、先輩を含む周りの人と一緒に解決すればいいだけのことです。そんなふうに思える仲間をたくさん作りましょう。
そう思えれば壁を乗り越えるのは簡単です。人間には無限の可能性があります。
その可能性を信じれば、きっと夢は叶います。