現在の仕事についた経緯
男の子っぽかった私は、小学生の時に素敵なブランドに出会い、そのブランドの服を着ることで女子の輪に入るきっかけをもらえました。
服は本当に素晴らしいコミニケーションツールであり、コンプレックスを乗り越えられるもので、「私もそんな服が作りたいな」と思い、それからファッションデザイナーを目指すようになりました。
妊娠して家族が増えることになり、小学校から帰ってくる息子に“おかえり”が言いたかったこともあり、息子たちにとっても安心できる空間を作り、自分自身で考えられる余裕ができるように会社を設立しました。
40歳を超えてから…とも思いましたが、主人がタイミングやノウハウをくれたおかげで、現在まで続けることができています。
仕事へのこだわり
お客様、工場、携わっていただいている方々の視点に立ち、理解ができる形で、言葉や商品に落とし込むことを大切にしています。自分自身だけではできることが少ないので、周りの方と協力し、支え合う姿勢を忘れないように心がけています。
人に伝える際に、“10伝えても理解してもらえるのは3”というくらいに考えて、より丁寧に伝えるようにして、ものつくりに取り組んでいます。
若者へのメッセージ
まだまだ社会人的には私も若い方だと思いますが…。
はみ出してもいい。失敗なんかした方がいい。素敵な大人はカバーするし、その分努力すれば周りの大人はきっと応援してくれます。
きっと若かりし自分を見ているようで、伝え方が不器用な人もいるかもしれませんが、その人なりに伝えてくれているはずです。そんな時は、少し勇気がいるかもしれませんが、話してみてください。
大丈夫。みんなそうやって今に至ります。It’s OK. だいたい大丈夫なことが多いです。