現在の仕事についた経緯
野球を現役引退して家族を養うこととなり、野球しかしてこなかったツケで右も左も社会を理解していないまま、就職活動をおこなっていました。その最中に、父の仕事に初めて興味を持ちました。
父は土地家屋調査士の下請け業として主に測量関係に従事しており、父から「この仕事は独立もできるし、人並み以上の収入を得ることも可能。但し、土地家屋調査士の資格取得が必須。」と聞きました。
今までの人生は「NPBの選手になる」という目標で生きてきましたが、その目標がなくなり、新たに「土地家屋調査士になる」という目標が出来て、業界に飛び込むことを決意しました。
仕事へのこだわり
私は24歳まで野球選手としての人生を歩み、その経験を活かして国家資格「土地家屋調査士」を取得しました。この資格を手にしたことで、現在の自分が形成され、挑戦を重ねてきた人生の軸となっています。「自分に打ち勝つこと」と「挑戦すること」を信条に、これからも新たな道を切り開いていきたいと考えています。
土地家屋調査士と野球という一見畑違いの分野を掛け合わせた新しい世界を創造するため、不動産業界の方々とともにソフトボールや草野球リーグに参加し、人脈を広げてきました。新人時代はそのような形での活動を続けていましたが、近年では「少年野球監督」という立場をいただき、SNSでの発信活動にも力を入れています。ありがたいことに、総フォロワー数は8万人を突破し、一定の影響力を持つようになりました。その中で得られた出会いや繋がりも大切にしながら、活動を続けています。
さらに、会社としても独自性を追求し、「甲子園出場経験者のみ」を採用するという特化型の方針を掲げています。その第一歩として、2025年より初めて甲子園球児の採用が決まりました。彼とともに、土地家屋調査士と野球を融合させた新しい世界を築き上げていくことを目指しています。これからも挑戦を続け、唯一無二の存在を目指して努力してまいります。
若者へのメッセージ
私の理念である造語「MYWIN-always challenging-」には、「自分に打ち勝ち、挑戦し続けよう」という思いが込められています。この信念を胸に、大した能力がない中でも、私はこれまで少し人とは違った世界で生きていくことができました。
もし「何者かになりたい」と願うなら、人と同じことをしていては難しいと思います。そのためには、惰性に流される日々ではなく、自分の毎日をしっかりデザインすることが大切です。「何をしたいのか」「そのために何をしなければならないのか」これを常に考え、逆算して行動することが必要です。それこそが挑戦であり、挑戦すること自体が「自分に打ち勝つ」状態だと私は信じています。
今日という日は、人生の中で最も若い日です。その一番若い日を無駄にしないように行動し続ければ、きっと、とんでもない高みに到達していることでしょう。私自身もまだ道半ばですが、共に挑戦を続けていきましょう。