現在の仕事についた経緯
新卒で入社した会社でシステム部門に配属になった際に、縁あってデータベースの管理の仕事に就きました。
その後、当時の会社で同期だった森田(現取締役)と古本屋を起業しました。ビヨンドの創業メンバーとして参画し、データセンターのホスティングハウジングのサービスをおこなった後、クラウドサーバー事業と開発事業をおこなうようになり、現在に至ります。
仕事へのこだわり
インフラエンジニアになったときは、1個の小さなミスが大きなトラブルにつながることがあったため、ミスをしないための事前準備をきちんとおこなうことを大切にしていました。自分がミスをしたことでお客様に影響が出てしまうのがインフラエンジニアの仕事です。
ミスをする・うまくいかないときはだいたい事前準備が足りていない場合が多いです。インフラエンジニアの仕事は、裏方仕事ではありますが、システムだけを見るのではなく、フロントで作っている開発者の方やエンドユーザーを意識して仕事をすることも同じく大切にしていました。
昔から新しいことを始める、チャレンジングな仕事をすることにはこだわっており、大変でもおもしろいと思う仕事を選択するようにしています。特に最近、心がけている部分は、何をやるにしても周りを巻き込むことです。自分だけでは何をするにも限界があり、アイディアも実際の行動も1人では限界があります。周りがやりたいと思っていることを一緒に実現させていくために一緒になってチャレンジしていきます。
また、続けていくための環境づくりも大事にしています。売上をつくるための環境、周りにいるメンバーの環境、長く続けていけるための環境をつくることが大切だと感じています。環境をしっかり作っておかないと、続けていきたくても長く続けられない場合もあります。
ただ、チャレンジすると言ってもギャンブルのようなことをやるわけではなく、かなり石橋を叩いて渡っていると思います。
新しいことは、チャレンジ枠で行いますが、本業で新しいことを続けられる環境をしっかり作り、地盤となる本業部分はぶらさないようにすることは今後も意識したいです。
若者へのメッセージ
意外と、若い頃にやってきたことを長く続けていると、今につながってくるということがあります。やりたいことのために行動ができていれば、すぐには結果はでないかもしれませんが、時間をかけていればできるようになってきます。
ただ、自分の思った通りにならないことはたくさんあり、何かやろうとしても自分が思っている以上に時間がかかります。だいたい自分の想像する3倍以上は時間がかり、それ以上の時間がかかることもいくらでもあります。自分ですらやりたいことを忘れている時期もありますが、そもそも自分が何をやりたいか、どういう仕事をしたいのかを、常にではなくとも考えていると、やりたいことの方向に向かえるように感じます。
辞めていないことで何かができるようになるので、辞めなければ失敗にはなりません。辞めずに続けていたことで、少しずつ結果として現れ、自分の目指していた方向に進むことができます。
やりたいことを忘れず、頭の片隅に置き、常にチャレンジを続けていくことを大事にしてほしいです。