現在の仕事についた経緯

朝来市への帰郷と同時に就職活動をしていた際に、前代表と意気投合して就職を決めました。
その時点より、当社のスローガンである「公害測定を通じて地域貢献」に共感し、測定のみでなく、各施設へのアドバイス等を行いながら、当社にとって価値あるものを見い出してきています。そしてそのスタンスは現在に至っても継続しています。
但馬という化学に精通しているものが少ない会社の中で、大阪、神戸等の大企業にも負けない知識と経験を積み上げながら、環境を分析結果から考えられる会社づくりに注力しています。

仕事へのこだわり

新人時代は、何でも経験を積むことが大切であり、時間に変えられない経験とそこから生まれる疑問を解消させることが大切です。そのためには、人から教えていただいた事柄であっても、自分のものとするために、一旦は“間違いでないか”と疑うことも大事です。その疑いの目があるからこそ、自分のものとするための努力が始まると考えています。
何事も自分で考えて導き出す必要があり、自分で導き出した答えは自分のものとして生きた知識となっていきます。
現在は、上記のSTYLEは維持しつつも、大きな失敗でなければ、実施して判断することを良しとしています。現代の情報化社会の中では、一つ乗り遅れれば新しい業務は生まれません。遅れないためには、情報の先取りと情報に先駆けた展開が必要であり、実施を決めてから修正させていくことも必要となっています。
知識・情報の取得と業務展開への行動が早ければ早いほど、大きな業績に繋がると考えられるため、確実な情報の取得を進めることが大切なのです。

また、代表となってから考える従業員への伝達事項では、「企業人である限りは、先輩・同僚・後輩とのコミュニケーションが大切」としています。コミュケーションは決められたことを実施するだけでなく、お互いがお互いを思いやれるように行動することが大切です。思いやりには、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)が確実になされた上で、相手のために、もう一工夫できることを求めています(私個人としても)。

若者へのメッセージ

仕事は「自分を生かす」ものです。仕事が充実している人は、私的な趣味も充実してきます。
自分の生き様を素直に喜ぶためにも、仕事を好きな人になって欲しいです。
そして一緒に働く仲間も好きな人になって欲しいと思います。
いろいろな仕事と同様に、いろいろな人がいます。いろいろな人の中には、意図せず人を傷つける人や、ちょっとした気遣いができない人もいれば、その逆で良い人もいます。
仕事をしていると悪い面が目立ちますが、少し立ち返って考え欲しいです。本当にそんなに悪い人なのか。本人が悪気を持っているのか…。そんな人は少ないはずです。
仲間意識を持つために、自分から相手のためになることを考え、一歩を踏み出しましょう。その行動も楽しみながら、(自己満足かもしれませんが)仕事が楽しいものになるために努力していってください。