現在の仕事についた経緯

元々人のためになる仕事、人と深く関わり導く責任のある仕事がしたいと思っていました。
そんな中で出会ったのが「不動産仲介」という仕事です。
実際に仕事をしている中で、これほど人の人生に深く関わる仕事はないと感じております。
人生で最も大きな買い物こそが「家」であり、その意思決定に関われることにやりがいを感じております。
今ではお客様のライフコンサルタントのつもりで、日々接客に臨んでいます。
一方で不動産仲介業のイメージの悪さ、フェイクニュースの多さ、東京湾岸エリアの風評被害に対しても憤りを感じています。
そのような悪いイメージを少しでも払拭させたい、お客様に湾岸の魅力をもっと知ってほしいという想いで情報発信を始め、現在に至ります。

仕事へのこだわり

常に自問自答していることがあります。
それは「私がお客様に提供できる価値とは何か」です。
提供価値の品質にはこだわっているつもりです。
売上げ第一主義のような考え方は正直好きではありません。

商売の基本と言われる「安く買って高く売ること」にも、さほど興味がありません。
諸説ありますが、私が考える売上とは、すなわち「いかにお客様に付加価値を提供できたか」ということだと思っています。
不動産仲介会社含む営業会社の場合、売上げ目標を第一に掲げ、それに向かって奮起するという姿が一般的です。
目標未達だと上司から怒られるのでしょう。その形を否定するつもりはありませんが、そのようなスタイルである以上、従業員は目先の売上げを追う形になり、本当の意味でお客様目線には立てないと思います。

よって、弊社では従業員に対して売上げ目標というプレッシャーは一切かけておりません。
お客様にとって最高のエージェントであり、お客様の期待と要望に最大限応えて感謝を集めることがサービスの本質であると教育しています。
弊社のオフィスの壁一面にはお客様からのメッセージカードを貼れるように設計しており、感謝を見える化することで、従業員にもっと仕事へやりがいを感じてもらいたいと思っています。
また、「湾岸マンションアナリティクス」や「シン・湾岸マンション売却」などの独自のサービスを展開しておりますが、これらのサービスもマンション売買を検討されている方へ、いかに価値を提供できるかという視点から設計しております。

もの凄いスピードで時代が変遷していることを自覚し、いかなる時代でも顧客目線を徹底して最先端の役立つサービスを提供し続ける会社でありたいと思っています。

若者へのメッセージ

自分には夢や目標がない、熱中できることがないと悩んでいる若者も多いと聞きます。
今後自分がどの道で頑張るべきなのか、どういう仕事が向いているのかわからず、将来に対して漠然とした不安を抱えている方も多いでしょう。
でも、心配する必要はありません。

個人的には大それた夢や目標が必ずしも必要だとは思いません。私自身も若い時は壮大な夢や目標などありませんでしたから。
偉そうなことを言える立場ではありませんが、私も今の立場になりたくてなった訳ではなく、目の前のことに必死に取り組み続けた結果いまがあるという感覚です。

私が考える大事なことは二つです。
一つは、どんなに小さいことでも、まずは目の前の自分ができることを一生懸命頑張ることです。
もう一つは、その上で相手の期待以上で返すというサービス精神を持ち、どうすれば相手が喜ぶかという想像力を働かせることです。
この二つに愚直に取り組めば、自然と人は集まり、仕事が楽しくなり、自分の進むべき道や目標が見えてくるものだと思います。少なくとも私はそうでした。

言われたことしかやらない金太郎飴のような人材になってはいけません。
自分の提供価値(魅力や強み)を意識して、想像力を働かせながら日々過ごしていきましょう。
皆様のご活躍を心よりお祈りしております。