現在の仕事についた経緯

私の現在の仕事の原点は、中学時代に初めて南三陸を訪れ、ボランティアを通じて震災の影響を目の当たりにした体験にあります。この経験が、社会に貢献したいという強い思いを植え付けました。
その後、現在Revive & Surviveの副代表を務める光岡太陽に出会い、彼と共に南三陸での活動を継続する中で、「自分たちの手で変えたい」と感じ、高校で南三陸クラブを立ち上げました。そして大学進学後も、その経験を土台に、さらに広い視点で社会全体の持続可能な発展に貢献するための活動を進めてきました。
この延長で、「Revive & Survive」を設立し、震災復興や地域社会の課題解決に向けた取り組みを続けています。

仕事へのこだわり

仕事において大切にしているスタイルは、常に「現場に立つこと」です。
中学時代に南三陸を初めて訪れ、震災の影響を目の当たりにした時の経験が、現在の仕事への姿勢に直結しています。現地で実際に困難に直面している人々と対話し、彼らの声を聞くことで、机上の理論では得られない現実を知り、その中で何が本当に必要なのかを理解しました。この体験を通じて、現場の声に耳を傾けることが、行動の基盤となっています。
仕事の中では、ただ計画を立てるだけではなく、現場に赴き、直接人々と向き合うことでこそ、真に意味のある支援ができると信じています。現場にいる人たちのニーズに応じて柔軟に対応することが、信頼される結果を生む鍵であり、これが仕事へのこだわりです。
また、現場での経験に基づいて、常に「学び続ける姿勢」も重要視しています。大学進学後は、さらに多くの地域や人々と出会い、それぞれが抱える多様な課題に触れることで、新しい視点を得ることができました。
この新たな学びは成長の源であり、より持続可能な社会を目指して取り組む際の大きな力となっています。現場に立ち、学び続けるこの姿勢こそが、仕事におけるスタイルの柱であり、これからも変わらない信念です。

若者へのメッセージ

若者へのメッセージとして、「まず行動してみること」の大切さを伝えたいです。
私は、最初はただの学生ボランティアとして南三陸の復興支援に参加したのですが、そこから得た経験が現在の活動に繋がっています。何かを変えるためには、まず自分が動くことが必要です。完璧な計画を立てる前に、現場に飛び込み、体験を通じて学ぶことで、見えてくるものが必ずあります。
また、失敗を恐れず挑戦することも重要です。失敗から学び、それを次に生かして成長する過程こそが、最終的に大きな成果を生み出すのです。興味を持つ分野で、小さな一歩でもいいので、まず行動を起こしてみてほしいと思います。それが、将来の大きな変化に繋がるはずです。