現在の仕事についた経緯
1991年に家業の有限会社グリーンフーズあつみに入社し、野菜の知識を学び、業務用の配達を担当していました。しかし、価格競争と取引先の世代交代により、商売の継続が困難になることを感じ、また、川崎の食文化であるキムチを扱う店が少なくなることが寂しく、自身のブランド「おつけもの慶」を立ち上げる決意をしました。
2003年に城野さんと共に渡田新町店をオープンし、数年の試行錯誤を経て、独自のキムチを作り上げました。現在は、独自のキムチを通じて川崎の食文化を発信し続けています。
仕事へのこだわり
仕事へのこだわりは、“とりあえずやってみる、だめならやめる。”ということです。そしてスピードが重要と考えています。
1991年に入社した当初の従業員は、両親、社員一人、パート一人とわたくしでした。そして、入社して間も無く社員の方が退社。わからない事でも何でも自分でやることが当たり前でした。
それでも何とかやれるものですが、やはり得意でないものはスピード感がなく、得意でない事、自分でやるべきでない事は人に任せるようにしました。人を信頼することを大切にしています。
「SDGs」についての取り組み・考えなど
やれることからコツコツと!
食品の製造業・販売業を通じて独自の取り組みを行い、地域や社会に寄与していくことを目指しています。
【食を通じた豊かな社会づくりと将来世代への供給を持続可能に】
原料から出る農産物の端材を無駄なく活用した製品づくりに努め、食品ロスを減らすための事業を構築します。
【差別のない職場環境と住みよい都市、持続可能な社会づくりへ】
国籍・性別・年齢を問わず全ての人種に平等で働きやすく、個々の能力を発揮できる職場環境を提供します。地域に根付いた企業づくりに努め、地域社会に寄与してまいります。
【安心で安全な食づくりと循環型の社会形成への取り組み】
食品の製造業・販売業として、安心・安全な食の提供と商品の供給を行います。また使用するプラ容器などの廃止を推進し、再生可能なバイオマス製品やリユース製品などを用いて、地球温暖化やCo2削減に努め、環境負荷の低減と地球環境の保護に取り組んでまいります。
地元の高校生とのコラボ事業も行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。https://gf-a.jp/?cat=1
若者へのメッセージ
歳を重ねると楽しいことがたくさんあります。先駆者から学んで、チャレンジしてだめならまたチャレンジ。自分の道を切り開くことが大事です。
時間給で働かないでください。自身の価値を活かした楽しい仕事を始めてくださいね。