現在の仕事についた経緯

中学生の頃、プロジェクトXという番組で現在の東京タワーを建てているところを見て、鳶になろうと思いました。17才で東京の会社の面接を受けましたが、高所での作業があるため18才になってから来てくださいと言われました。18才の誕生日を迎え、千葉から東京に引越し、鳶職としてスタートしました。

仕事へのこだわり

手を抜かず、自分が納得する仕事をすることです。また、1人では出来ない仕事なので周りとコミュニケーションを取ることを心掛けています。

若者へのメッセージ

建設業、鳶職に従事する若い方が多い時代ではありませんが、自分の手で時間をかけて作った建物が完成した時の達成感は何にも変え難い喜びがあります。自分のやりたいことがあれば何事にもチャレンジしてください。その過程で楽な方、厳しい方、の選択が迫られる時が来ます。今の自分を一歩超えられるような、あえて厳しい選択ができれば見える景色が変わります。そして、30歳までにやりたいことに対しどれだけ頑張れるかでその後の人生が大きく変わりますので、何事にも一生懸命に取り組んでいただきたいと思います。
一日は24時間しかありません。今の時間を大切にしましょう。