現在の仕事についた経緯

私が独立した最も大きな理由は、自分で何か成し遂げたいという野心があったからです。そして、所属していた会社の社長に感化されたこと、一緒に働いていた同僚と幸せになりたいということも理由の一つです。
学生の時にセブンイレブンで働いており、独立する際に、「お金もない、経験もない自分が社会に出て勝負できるものは何か」と考えたとき、コンビニが思い浮かびました。当時人手不足が顕著に表れていた時代でしたので、コンビニ専門で人手を助けるお仕事をしてみようと思いました。

仕事へのこだわり

お客様がコンビニエンスストア様であるため、私が創業時から最も心掛けていたことは、どの競合他社様よりも融通をきかせ、クイックなレスポンスをするということです。
まだ、派遣の「は」の字も知らない若者だった私が、どうすればお客様に“依頼して良かった”と思ってもらえるかを考えたときに、24時間365日頑張っていらっしゃるオーナー様に寄り添うこと・共感することが大事だと思いました。そのためには我々も同じ時間を共有し、どんな状況でも対応することで、安心感や余裕が生まれ、この先の経営状態にゆとりが生まれると考えました。
勿論、時代の流れとは合っていないかもしれませんが、まず初めに考えたことは上記のようなことです。それは今でも変わりません。その中で、オーナー様と働く側、双方が幸せになれる方向へと進化してきました。
創業時からの時代の変化に伴い、お客様の要望も変化していること、働き手の働き方も変化していることなどから、我々はニッチな派遣会社である優位性を生かし、柔軟な対応を行っています。お客様と派遣として働く労働者(派遣スタッフ様)を繋げ、人員の拡充・教育の徹底(全てが弊社基準のトレーニング済)を行い、繁忙期や緊急時でも在職派遣スタッフ様に負荷の掛からない環境を作りあげています。
単に人手不足を補うことだけではなく、すべての人が働きやすい社会を創ることが重要であると考えています。

若者へのメッセージ

私はよく、自分より若い方から「こういうことをしたいんです。」という話を聞きます。その際に、「だって」や「でも」などの接続詞が付いてくるのですが、「だって」や「でも」と言う前に、とりあえずやってみたらいいと思います。
人生一度きりです。若者でなくても何歳になっても、挑戦することは誰にでも与えられた権利ですし、座右の銘でもある「死ぬ以外はかすり傷」だと本当に思っています。何をしようと、どんなことを考えようと、それは法に触れない限り自由です。
せっかく、一度きりの人生の中でやりたいことがあるならば、やる方が遥かにお得です。仮に失敗しても0に戻るだけです。命まで取られることはありません。勿論怖いですが、そう考えれば勇気が出るはずです。
何かを始めるのに「お金」や「知識」はたいして重要ではありません。それよりも「一歩踏み出す勇気」と「恥を恥と思わない」気持ちの方がとても大切です。一人でも多くの方が先入観や固定観念に捉われず、挑戦してくれることを願います。